「学生時代から勉強などやってこなかった…」「自分は集中力がない…」というあなたのお悩みを解決していきます。
私も幼いころから集中できない性格で、黙って机に座っていることができませんでした。
そんな私でも「資格勉強」「読書」「ブログ」など習慣化できるようになりました。
今回は継続できない人が、意思力を使わずに物事をやりきる力を手に入れる手法を、私の経験を交えながらご紹介します。
- 継続できない人でもやりきる力がつく
- 怠け者でも無理なく頑張れる方法が分かる
継続3つの神話
①継続には根性が必要だ
継続できない人に「根性が足りない」という人がいます。
しかし考えてみると、歯磨きやお風呂に根性はいりません。
「めんどくさ~」とか思いながらも、ほぼ毎日するはずです。
僕たちの習慣のほとんどは、努力や根性によって構築されたものではありません。
- 仕事や学校が終わったら家に帰る
- 朝起きたら歯を磨く
- 寝る前にお風呂に入る
継続とは精神論ではなく、科学的な技術なのです。
むしろやる気とか意志とかを排除したものです。
https://yondeyattemita.com/tudukerugijyutu/(継続に努力は必要ない!行動条件の「続ける技術」であなたも習慣化マスターを引用)
上記のように、継続というのは、科学的技術です。
知っているか知っていないかで、雲泥の差が出ます。
継続が苦手というあなたでも、ちょっと意識するだけでできるはずです。
②継続するには自分に厳しくしなければならない
「自分に厳しい人ほど継続できる」と思い込んでる人は多いです。
しかし実際は、自分にやさしくできる人ほど継続力はあります。
「さあいざやるぞ!」と意気込んでも、なかなか予定どおりにいかなかったり。
そんなとき「自分はなんて意志が弱いんだ。。」「ホントにしょうもない奴だ」なんて考えてしまっていませんか?
実は、それが習慣化を妨げる一番の要因になっているかもしれません。
https://sun-life-blog.com/shukan-semenai(習慣化の最大の敵は自己嫌悪!?続かない自分を責めない方法を引用)
このように、自分に厳しくすると少しできなかっただけで自己嫌悪に陥ります。
自己嫌悪に陥ることで自己否定しやすくなり、ストレスが溜まるという悪循環です。
むやみやたらに自分に厳しくするのはよくありません。
③継続できないことはダメなことだ
人間は継続できないのが当たり前です。
ハッキリ言いましょう。
人間は全員意志が弱いものです。
意志でどうにかしようと思っても、それは無理な話。
https://saki01.com/poor-will-power-2130(【意志が弱い・自分に甘い】自分に厳しくするのは根本的な解決になりませんを引用)
まずは、人という生き物は、意志が弱いものだと認識しましょう。
人間の脳は変化を嫌うという性質を持つので、新しい取り組みを始めようと思うと抵抗しようとするのです。
これを心理学で現状維持バイアスといいます。
我々が狩猟採集民だったころ、変化を恐れず突き進む者たちは感染症にかかったり、他の生物の餌食になる確率が高かったので、長い年月を経て「現状を維持せよ」という指令が脳に刻み込まれたのです。
「継続することは難しい」ことを認識して、できなかった自分を責めないようにしましょう。
心理学を使った継続のテクニック
テクニック1:小さく始めて脳を騙す
まず一つ目のテクニックはスモールステップというテクニックです。
何かを習慣化したいときに、いきなり大きく始めようとすると脳がそれに気づき、さっきご説明した現状維持バイアスが発動します。
現状維持バイアスがかかると習慣化が難しくなります。
まずは馬鹿馬鹿しいほど小さく始めて、脳に気づかれないようにすることが大切です。
私は3年筋トレ続けているのですが、始めは腕立て伏せ1回からでした。
今ではダンベルを使ってのトレーニングをしています。
長い目で見て、徐々に大きくしていけば良いのです。
テクニック2:if then プランニングで自動化する
二つ目のテクニックはif then プランニングです。
if then プランニングとは、if(もしAが起こったら)then(それからBをする)というテクニックです。
例えば、(A)お風呂から上がったら→(B)歯を磨くというようにその行動の前の行動をあらかじめ決めておき、習慣化したい行動のスイッチを入れるのです。
人間は、「おなかが減ったら狩りに行く」「敵を見つけたら逃げる」など、いくつものif then プランニングを脳にインプットしていたと言われています。
現代の私たちの脳にも未だ刻まれているのです。
if then プランニングは習慣化の帝王と言われており、効果は絶大と科学者お墨付きのテクニックなので是非取り入れてみてください。
テクニック3:自分に優しい言葉をかけてあげて自己否定をなくす
三つ目のテクニックはセルフコンパッションというテクニックになります。
セルフコンパッションは自分への思いやりという意味があります。
人は、他人には優しくできるのに自分を思いやることがなかなかできません。
そこであえて自分に優しくすることで自己嫌悪に陥ることを防ぎます。
例えばダイエットをしているときに、ケーキを食べちゃった自分に「今日もできなかった。私はなんてダメなんだ」と責めてしまう方は、「お客さんからの差し入れだからを仕方ないよ。また明日からがんばろ?」という風に、親友を励ますような言葉を自分にかけてあげるのです。
ポジティブな時には厳しく、ネガティブな時には優しくが鉄則です。
たったこれだけ意識するだけで習慣化の成功率はぐんとアップします。
怠け者でも勉強の習慣化できる:まとめ
- 自分に厳しくしてはいけない
- 根性で習慣化はできない
- 人間は新しいことを嫌うので小さく始める(脳を騙す)
- その行動のスイッチとなる行動を決めておく
- ポジティブな時は自分に厳しく、ネガティブな時は優しくする
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