簿記

【簿記3級】商品有高帳の先入先出法と移動平均法の違いと解き方

悩んでる人
悩んでる人
  • 商品有高帳の問題がいまいち分からない
  • 先入先出法と移動平均法の違いは?

そんな疑問を解決していきます。

  • 先入先出法と移動平均法の違いが分かる
  • 商品有高帳の問題が解ける
【簿記3級合格までのロードマップ】低能でも簿記2級を約1か月半で合格できた勉強法 そんな方は当サイトお使いください。 私は、もともと勉強する習慣がなく、簿記の学習を始めた時は「勉強のやり方」「集中の仕方」...

商品有高帳とは?

取引が発生すると、まず仕訳帳上で仕訳を行ってから総勘定元帳に転記します。

ですが、総勘定元帳では取引の詳細までは見えませんから、取引内容をチェックするために、補助簿というものを作成するのです。

商品有高帳は、商品の在庫状況を把握できる補助簿のことです。

商品有高帳は、以下のようなフォーマットになります。

商品を仕入れた時(受入)や売り上げた時(払出)に、商品の種類ごとに数量や単価、金額を細かく記入していき、在庫管理をしていきます。

商品有高帳への記入は、移動平均法と先入先出法のどちらを採用しているかによって違ってきます。

先入先出法とは?

先入先出法は、先に仕入れた商品から順番に販売していくと仮定して払出単価を計算します。

【×1年4月のH商品の取引】

当社では商品の払出単価を先入先出法によって計算している。

  1. 4/1→前月繰越10個@¥100。
  2. 4/3→10個@¥90で仕入れた。
  3. 4/6→商品12個を@¥100で売り上げた。

①前月繰越の記入

4/1の前月繰越は¥100の商品が10個あるので¥1,000。

受入欄に記入し、残高の欄にも記入します。

②仕入時の記入

商品を仕入れたら、受入欄に記入します。

商品が増えたので残高の欄も増えることになります。

単価が違うため分けて記入しなければなりません。

前月繰越分の方が古い商品なので、仕入れた分より先に記入します。

分けて記入するときは、「」でくくります。

③販売時の記入

商品を売り上げた場合、払出欄に数量、単価、金額を原価で記入します。

先入先出なので、一番古い商品(ここでは前月繰越分)を先に払いだします。

この時、払出したので残高は減っているはずです。

④次月繰越の記入方法

すべての取引の記入が終わったら、残高を次の月に振り替えるための記入をします。

まず、次月繰越と記入し、商品の残高を払出欄に記入します。

これをすることで、受入と払出の合計が一致します。

そのあと、一番初めの前月繰越のように、受入欄と残高欄に商品を持ってくるという流れになります。

移動平均法とは?

移動平均法は、商品を仕入れるたびに平均単価を算出し、販売時の払出単価とする方法です。

【×1年5月のH商品の取引】

当社では商品の払出単価を先入先出法によって計算している。

  1. 4/1→前月繰越10個@¥100。
  2. 4/3→10個@¥90で仕入れた。
  3. 4/6→商品12個を@¥100で売り上げた。

商品を仕入れた時に、金額÷数量=平均単価(1900÷20=95)が出ます。

そのあと商品が販売されたときに、仕入時に算出した単価で払出します

まとめ

  • 先入先出法は古い商品が先に売れたと仮定するため、帳簿上も先に記入する。
  • 移動平均法は、商品を仕入れるたびに平均単価を算出し、販売時にその単価で払い出す。

投稿者プロフィール

はち
はち
勉強なんてしてこなかった低能社会人。どうやって勉強する習慣をつけれるようになったか、資格勉強(主に簿記)の情報を発信してます。勉強をしたことがないという方は参考にされてください。簿記2級取得者。
ABOUT ME
はち
勉強なんてしてこなかった低能社会人。どうやって勉強する習慣をつけれるようになったか、資格勉強(主に簿記)の情報を発信してます。勉強をしたことがないという方は参考にされてください。簿記2級取得者。