悩んでる人
- 取引の8要素ってなに?
- 借方と貸方の覚え方を知りたい!
そんな疑問を解決していきます。
- 借方、貸方の記入方法が分かる。
- 取引の8要素が分かる。

【簿記3級合格までのロードマップ】低能でも簿記2級を約1か月半で合格できた勉強法
そんな方は当サイトお使いください。
私は、もともと勉強する習慣がなく、簿記の学習を始めた時は「勉強のやり方」「集中の仕方」...

Q.勉強嫌いでも簿記のモチベーションを保つ方法はありますか?
そんなお悩みを解決していきます。
簿記に合格するためには、モチベーションの維持が重要です。
そんな私が今回紹...
取引の8要素とは何か?
借方・貸方の記入と資産・負債・純資産・費用・収益の増減関係をパターン化したものを取引の8要素といいます。
簡単に説明すると
- 借方には資産の増加、負債の減少、純資産の減少、費用の発生のいずれかのみになるということを示しています。
- 貸方には資産の減少、負債の増加、純資産の増加、収益の実現のいずれかのみになることを示しています。
表、図で表してみると以下の通りです。
借方 | 貸方 |
資産の増加 | 資産の減少 |
負債の減少 | 負債の増加 |
純資産の減少 | 純資産の増加 |
費用の発生 | 収益の発生 |
8つの要素は、仕訳のときにペアとなれるかどうかが決まっています。

- 実践で結ばれた関係→よくある関係
- 点線→たまに出てくる関係
- 線で結ばれていない関係→発生しない
この図から、費用の発生と、収益の発生が、同時におきることはないことが分かります。
しかし、私は仕訳を切る時にこの関係を思い浮かべたことはありません。
「こんなものもあるのか。ふーん。」くらいでいいと思います。
それでは3級によく出る仕訳を覚えていきましょう。
3級によく出る仕訳
①売上(収益)の発生、売掛金(資産)の増加
商品を100円分、掛けで売った。
売掛金 | 100 | 売上 | 100 |
- 売上が発生した時は右側に書く
- 売掛金という資産が増えた時は左側に書く
②現金(資産)の増加、売掛金(資産)の減少
100円の売掛金を現金で回収した。
現金 | 100 | 売掛金 | 100 |
- 売掛金という資産が減った時は右側に書く
- 現金という資産が増えた時は左側に書く
③仕入(費用)の増加、買掛金(負債)の増加
商品を100円分、掛けで仕入れた。
仕入 | 100 | 買掛金 | 100 |
- 仕入という費用が発生した時は左側に書く
- 買掛金という負債が増えた時は右側に書く
④買掛金(負債)の増加、現金(資産)の減少
100円の買掛金を現金で払った。
買掛金 | 100 | 現金 | 100 |
- 買掛金という負債が減った時は左側に書く
- 現金という資産が減った時は右側に書く
これらの仕訳は3級ではよく出るので覚えておくと良いでしょう。
投稿者プロフィール

最新の投稿
簿記2022.03.14Q.クレアールの簿記講座の評判ってどうなの?
簿記2022.03.13【簿記3級】買掛金、未払金、借入金、未払費用の違い
簿記2022.03.12Q.簿記試験のよくある失敗談ってありますか?
簿記2022.03.11Q:簿記を学べばお金は貯まる?